サーバー運用サービス


サーバー設備をおあずかりし、維持・運用管理をおこないます。

  1. サーバー設備 をオフィスに 置くのではなく、NETside で おあずかりして 管理します。

    万全の環境・体制で運用します。高い技術レベルの担当者が、 同一箇所で複数のサーバー機を管理するため、高度なサポートを 低コストで実現できます。

  2. オープンシステムを基盤 としたサーバープログラム群を 提供します。

    ハードウエアはもとより、ソフトウエアにもオープンな 標準規格のものを採用、多彩な サーバープログラム群 を、 システム導入直後から利用できます。様々な周辺パッケージの 選定、導入、環境構築のコストがほとんどありません。
    また、コンポーネントには信頼性・メンテナンス性の高いものだけを 採用し、障害発生頻度を押え、復旧にかかる時間を最短にしています。

  3. 提供するシステムのセットアップ、データの維持・管理を行います。

    提供するサーバープログラムのセッティング、バージョンアップ等は NETside で行います。
    データは定期バックアップを行い、障害発生時にはできる限り速やかに 環境の復旧を行います。


オフィスと NETside を接続する方法によって 2 種類の形態があります。

サーバー管理のレベル

サーバーの信頼性については、以下のように分類できます。
  1. ノンストップコンピューター
    最も信頼性の高いシステムです。専用の ハードウエア、専用のオペレーティングシステム、 専用に開発されたアプリケーションによって実現されます。 などが有名です。文字どおり、無停止の環境を提供しますが、 非常に高額 です。
    残念ながら、汎用コンポーネント、あるいはオープンソフトウエアを 使ったシステムで文字通り停止しないシステムは現在まだ 構築できません。

  2. 全く障害対策のされていないシステム
    最も信頼性の低いシステムです。障害が発生した場合には、 多くの 情報が消え去ってしまう 上、以前の状態に 復帰するのに 長い時間と有識者の作業 が必要となります。
    業務におけるシステムの位置付けが重要になってくると、 障害時の損失も重大なものになります。

以上は極端な例です。通常のオフィスでは、以下のような例が一般的です。

  1. ベンダー保守契約による障害対応体制
    ハードウエア、ソフトウエア(通常は双方とも)の調達先に 対して、年次あるいは月次で保守契約します。サーバーを オフィス内に保持する場合、現実的には唯一の選択肢となります。
    クラスタリング等の冗長化によって障害頻度を下げ、 可用性を高める方法を取ることもできます。しかしこの場合も、 障害箇所の交換、切り戻し作業が必要であり、 ベンダーとの保守契約をなしにできる わけではありません(システムの構造は却って複雑になります)。

  2. 障害発生時に個別に障害対応を依頼
    常時は保守費用をかけることなく、障害が発生した時点で 適当な業者に障害対応をさせる方法です。障害の回数が非常に 少なければ低コストで済むこともあります。ただし、 障害一回あたりの費用は大きく、通常、復旧に時間がかかります。 また、毎回同一レベルの作業品質は期待できません。従って、 長い間全く費用ゼロということもあるかも知れませんが、 障害が発生した場合にコストがどれくらいかかるかは、 業務上の損失まで含めると想定不可能です。
    新規システムの試行期間や、業務のシステムへの依存度合が低い (あまり有効に活用されていない)場合にこのような運用をする ことがあります。
多少でも信頼性について配慮したシステムはほとんどが C の形態となります。 C は、さらに以下のように分けることができます。

C-1 技術者常駐・コンポーネント常備
システムの保守ができる技術者をオフィスへ派遣、 常駐してもらって、全てをまかせる方法です。 最も信頼性を高めることができます。
C-2 オンサイト、即時対応体制で保守契約
障害発生時にすぐオフィスに駆けつけてもらえる ように、年あるいは月単位で費用を払います。 「即日対応」が多いようです。
C-3 オンサイト障害対応、プラス実費
障害発生時にオフィスへ来てもらう契約で 年/月単位で費用を払いますが、即時対応は 保証せず、また、作業発生時には別途実費も 支払う、という形態です。
さらに、C-2, C-3 と組み合わせた形で、
C-4 自社の専任担当者を置く

などの形態があります。

NETside のサーバー運用サービスでは、 C-1 技術者常駐・ コンポーネント常備 と同等以上の高い信頼性を実現できます。


サーバー運用管理のコスト

エントリクラスのサーバー機を購入して自オフィス内で 上記の保守形態 C-1 , C-2 で運用する場合のコストと NETside のサーバー運用サービスを使った場合のコストを比較してみます。

初期投資 C-1 C-2 NETside (128kb/s)
サーバー運用サービス
NETside (1.5Mb/s)
サーバー運用サービス
サーバー設備 700,000 700,000 330,000 330,000
設備初期設定 100,000 100,000 0 0
ソフトウエアパッケージ 300,000 300,000 0 0
ソフトウエアセットアップ 150,000 150,000 0 0
その他 0 0 110,000
専用線初期費用(*1)
842,000
専用線初期費用(*2)
合計 1,250,000 1,250,000 440,000 1,172,000


保守コスト/月 C-1 C-2 NETside (128kb/s)
サーバー運用サービス
NETside (1.5Mb/s)
サーバー運用サービス
サーバー設備保守費 35,000 35,000 200,000 200,000
ソフトウエア保守費 40,000 40,000
技術者常駐費 1,500,000 0 0 0
障害時作業費 0 1 回あたり
50,000〜
0 0
その他 0 社内担当者費用 41,000
専用線通信費(*1)
174,000
専用線通信費(*2)
信頼性レベル
合計 1,575,000 75,000 + 担当者費用
+ 障害時実費
241,000 374,000


比較条件:
サーバー設備
CPU SPECint95 20 程度 x 1
メインメモリ 128MB
HDD SCSI 18GB
テープドライブ(*3) x 1
UPS 装置 x 1
 
ソフトウエア
商用 RDBMS
Web サーバーパッケージ

*1 NETside と CTNet で局間 15Km 以内、 128kb/s エコノミークラスタイプ 2 で接続した場合。
松江市、安来市、八束郡、能義郡が 該当 します。
*2 NETside と CTNet で局間 15Km 以内、 1.5Mb/s エコノミークラスタイプ 2 で接続した場合。
*3 NETside でのサーバー設備ではテープドライブを含みません。

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